仕事の幅がめちゃくちゃ広がりました。
とても助かっています。
機械オペレーター / 草川寿仁 氏
鋼材の加工をメイン事業とする同社。数年前、新しい仕事の可能性を見つけるという会社の方針から長尺加工機導入を検討し弊社機械をご導入いただく。自身で機械を使いこなし、かつてはできなかった加工が可能になり、今では新しい注文を数多く獲得。充実した日々を過ごす。
”新しい仕事の可能性を見つける”という会社の方針が打ち出されたのがきっかけでした。
Q、はじめに御社の事業内容を教えてください。
A、弊社は、鋼材を定尺での販売と、切断や穴あけといった加工品の販売をしています。最近は、加工の需要が増え、難易度の高いご注文をいただきます。今日も40角の磨きの真中に穴を開けて欲しいというご注文をいただきましたが、スピーディーに対応することができました。
この機械のおかげで、これまで以上にお客様のご要望にお応えすることができて嬉しく思っています。
Q、弊社の機械を導入される前は手作業で加工されていたのでしょうか?
A、そうです。鋼材に穴を開けるときは、ボール盤やアトラと言って持ち運びができる機械を使ってφ10~φ18くらいまで、罫書いあけて、罫書いてあけて、を繰り返してやっていました。なので、かなり時間がかかっていました。
あと、トラックが入るので、その時は置き場がなくなり作業が中断してしまいます。とにかく時間がかかっていました。
Q、弊社の機械を入れるきっかけは何でしたか?
A、「穴あけや切掛けなどの加工に新しい可能性を見出したいという会社の方針から調べ始めたのが始まりでした。
この話が現実的になる以前に、フジ産業さんにお話を聞いたことがあったので、フジ産業さんに依頼しました。
Q、他社さんの比較検討された結果、弊社の機械のどんなところに魅力を感じていただけましたか?
A、他社さんの機械は”穴あけメイン”というイメージがあり、何よりサイズが大きく、弊社の設置したいスペースに収まりませんでした。その点御社の機械はスペースにも収まりましたし、穴あけ、エンドミル、フライス、など出来ることが多く、加工の可能性が広がりました。弊社のニーズに合った機械だと思います。
Q、導入前は実際に弊社機械をご覧になられましたか?
A、はい。弊社の得意先にフジ産業さんの機械を入れておられる会社があって、そちらで見学させてもらいました。ご好意で自分たちのワークも加工してもらいました。
実機を拝見して、実際にどこまで加工ができるのかが分かりましたし、機械の採寸もできて置き場スペースも検討でき、非常に助かりました。
やはり実物を見ないとわからないですね。
新しい加工が出来ることが周知されてからは、新しい仕事が入ってくるようになりました。
Q、機械導入後、新しい製品の加工には役立ちましたか?
A、そうですね。最初は穴あけメインで考えていたんですが、いろいろ見ていくと、例えばH鋼を半分に切ってT字の鋼材にするとか、アングルにも切掛け入れるとか、いろんなことができるので仕事の幅が広がりました。
ただ、こういった新しい加工は教科書がないので、自分が一からトライアンドエラー繰り返しながら、どこを固定してどの角度でどういったら振動がするなくなるか、など手探りでやっていたのが大変でした。
でもそれはそれで面白いですけどね。
そんなこんなでどうにか苦労しながら加工していたら、次第に注文が来るようになっていきました。
Q、弊社のサービスの対応はいかがですか?
A、本当に助かってます。機械の横についている番号に電話すればすぐに答えてくれますし、Line でも聞けばすぐに教えてくれますし、サポートは万全ですね。
Q、機械はフル稼働ですか?
A、機械が入った頃は周知されていなくて、注文も少量でしたが、周知され始めてからは、少しずつ稼働率は上がっています。
例えばアングルに長穴を開ける加工について、今まで自社ではできなくて、外注に出していたのですが、納期が1週間ほどかかっていました。それが自社でできるので、明日明後日に出荷できるようになり、お客様に喜ばれています。
また、自分は溶断の作業もしているのですが、それをやりながら長尺加工機を動かして、と並行して作業ができるようになったので、仕事の効率も良くなり、生産性が格段に上がりました。
ますますお客様のニーズにお応えできるようになりました。
本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
今回インタビューを受けてくださった企業様はこちら
株式会社山本梅太郎商店
主に鋼材を加工・販売する。
長尺加工機を導入した現在は、新たな加工が可能になり、様々な加工にも幅広く対応している。