これまでの記事では、門型加工機の構造や、大型ワーク加工における課題についてご紹介してきました。
では実際に、門型加工機ではどのような加工が行われているのでしょうか。
ここでは、現場で活用されている大型部品加工の具体例をご紹介します。
門型加工機が活躍する加工分野
門型加工機は、大型・長尺ワークを安定して加工できることから、
さまざまな業界で導入されています。
代表的な加工分野としては、以下のようなものがあります。
- 長尺鋼材
- トラック架装
- フレーム関係
いずれもサイズが大きく、かつ精度と安定性が求められる部品です。
具体的な加工事例
① H鋼等の長尺鋼材
建築や設備に使用されるH鋼等の長尺鋼材では、
長尺で複数箇所の加工が必要になるケースが多くあります。
特にH鋼はフランジ面とウェブ面への3面の穴明けがあるケースが多く
穴明作業に苦慮しているケースがあります。
3面加工仕様の門型加工機を使用することで、
長尺ワークを一度の段取りで3面加工できるため、作業効率が大きく向上します。
②トラック架装
トラックの架装といわれるトラックのボディの部分は大型かつ加工が多いので
複合加工とカスタマイズが求められます。
門型加工機では、このような大型ワークもワンチャックで切断から加工までを行う為、
作業効率の大幅アップと安定した品質を確保できます。

③フレーム関係
フレームは構造物が大きくなるとそれに伴い加工も難しく手間になります。
門型加工機による一体加工により、
複数工程に分かれていた加工を集約し、精度と作業効率を両立することが可能です。
加工事例から見える門型加工機の強み
これらの事例に共通しているのは、
「大型」「長尺」「工程集約」といった条件です。
門型加工機は、こうした条件に対して
安定した加工環境と高い再現性を提供できる設備として活用されています。
フジ産業の門型加工機による対応力
フジ産業では、これらの加工用途に対して、
ワークサイズや加工内容に合わせた門型加工機の提案を行っています。
オーダーメイド設計により、
必要な加工機能に特化した構成を実現できるため、
無駄のない設備導入が可能です。
現場ごとの課題に応じた最適な加工環境を構築できることが、
フジ産業の門型加工機の特長です。
大型部品加工や門型加工機の導入については、お気軽にご相談ください。
